
ここ何年かで「熟女ブーム」と騒がれています。テレビでは「熟女芸人」という熟女好きの芸人さんたちが熟女についての魅力を熱弁していたり、「美魔女」という言葉まで生まれ、熟女のミスコンなども開催されていますよね。
年をとるという事が女性としてはハンデだと思われていたのに、そうではなかったのかと世の中の女性達に勇気を与えてくれていますよね。
しかし、年をとっていればいいというわけではもちろんなく、そこには美しさが必須になってくるわけです。その美しさとしうのも若い女性とは違う基準があります。年を重ねたからこその魅力というモノも必要になってきます。
若さではなく年相応の美しさ
10代には10代の魅力がありますが、その子たちにはどうしても出せない魅力というのがあります。それは「経験」です。どんな人でも必ず生きていれば様々な経験を重ねていきます。それは楽しい事なのか辛い事なのかいろいろです。
その経験一つ一つを大切にして、人間としてステップアップしていく女性こそ魅力があるのだと思います。その為には常に前向きでいる心が必要です。落ち込む事ばかりでそれを乗り越えていこうという強さがなければなりません。
女性なら誰でも若く見られたいという願望がありますが、大切なのは若く見えることではありません。果物だって熟していた方がおいしいのですから。20代30代40代それぞれの魅力があります。
若い子には出せない色気というのも、年を重ねていくうちに生まれていくものです。まずは若い子をみて「いいなあ」とうらやむのではなく、自分の年代を楽しむ事が重要です。何よりも人生を楽しんでいる女性の方が魅力的です。
いくつになっても綺麗でいたいという気持ち
年を重ねるにつれ、段々と美意識というモノは薄れていく事があります。「今更綺麗になったって仕方ない」と思ってしまう事があるからです。特に育児に追われている主婦の方なんかが多いかと思います。
私も子供を産んでからは「綺麗になった所で」という気持ちになった事がありました。ちょっとオシャレに気を遣ってみようと思っても、やったところで旦那様は知らん顔。これではやる気なんて出るはずがありません。
そこで「最近綺麗になったんじゃない?」なんていう一言があれば燃えるのですが、男ってそこらへんの気持ちが全然分かってない。自分の嫁なんて褒めてもなんていう考えの男性が多すぎる!
そしてめげていた私ですが、やっぱり考えてみたら女として腐っていく自分に危機感を持つようになりました。
私みたいに専業主婦をしていると、人に会うことなんてほとんどないですし、近所のスーパーくらいにしか行かないし、息子が保育園のときは送り迎えがあったからちょっとは服に気を遣ったりしたけれど、今では小学生になったので一日中ジャージでいる事もほとんど。
という日々が続いたのですが、「それではだめだ!」と気付く事ができたのです。別に旦那様の為に綺麗にならなくたって、自分の為に綺麗になればいいのだと思えることができました。
そして自分で自分の「女」の部分を忘れないようにしていれば心だって全然違うはず。ちょっとオーバーに言うと、旦那なんてどうだっていい。むしろ他の男性から「綺麗ですね」なんて言われるような自分になれたらいいななんて気持ちです。
努力はしなければならない
さて、努力が大嫌いな私ですが、もちろん10代の女子に比べれば努力はしなければなりません。若い頃なんてほっておいても肌なんて綺麗なのだから(ニキビでは随分悩まされましたが)。
年相応の美しさとは言ってもやっぱり努力をしないことには始まりません。でも結局何から始めればいいのかと言われてみれば、それは人それぞれですが、とにかく規則正しい生活が第一ですね。
事情があって規則正しい生活なんてできるわけないという人だって、何とかして改善できる点はあるはずです。そして何よりもストレスを溜めない事!仕事や育児でストレスなんて溜まり放題ですが、上手にそれを解消する方法をあみだす事です。
ストレスは肌の大敵!と心に刻んでおけば、ストレスを溜めないように必死になれますよね。「ストレス,解消法」で検索してみると沢山の人の考案するストレス解消法が見られて結構面白いですし、自分に合うものがあれば実践してみると結構効果があります。
ぜひ探してみてください。ここまでいろいろ述べてきましたが、結果的に一番大事なことは「年齢をハンデだと思わない」という事ですかね。所詮男なんて若い女がいいんでしょ。なんて皆さん思っていますが、実際全ての男性が若い女が好きなわけではありません。
確かに若い女と遊びの浮気をする事はあるかもしれませんが、単純にそれは遊びの話。大切なのは年齢なんかではありません。若かろうが熟女だろうが魅力のある女性は年齢なんて関係ないのです。
「こんな年だし」と悲観的になるのではなく、美しい熟女。美熟女目指して今日からちょっと頑張ってみましょう。